このたびは、アイトス株式会社のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
弊社は、大正6年に曽祖父である伊藤清次郎が伊藤清商店を創業し、祖父であり前会長の伊藤渡が問屋業からメーカーへと業態を変化させながら、前社長の伊藤清一がIT時代の先駆け的な取り組みを進め、これまで一貫して仕事をする人々のための「仕事服」の製造販売を追い求め続けてまいりました。そして、おかげさまで102年目を迎えることができました。これまで幾多の困難な時代を乗り越え今日を迎えることができましたのも、多くのお取引様と多くのお客様からの多大なるご支援とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
今日、様々な仕事の自動化が進み、特にロボットによる自動化の普及が進む中で、将来においてユニフォームがどこまで必要とされるのか、と考えさせられます。自動運転の自動車の開発や、アマゾンが試験運用を始めた無人レジ店舗などの画期的な取り組みを見ていると、将来は人の介在しない無人工場ができるかもしれません。
しかし、ロボットではできない仕事、人の温かみが必要とされる業種は無くならないのではないかという思いもございます。
その様な状況の中、弊社はこれまで多くのお取引先様との商売の中で積み重ねてきたノウハウや、一番の強みである「社員」を次の世代へ引継ぎながら、現場のユーザー様からいただく貴重なご意見を取り入れた「仕事服」を提案し、着用される方に必要とされる仕事服やその関連アイテムの開発を心がけたもの作りを目指してまいります。
その取り組みをより良いものにするために、特に「ユーザー様の声」にこだわり、多くの情報をもとに働く環境がどのように変化し、働き方がどう変わっていくのかを見定めた商品開発が必要であると考えます。
そこで、「安全と快適」をテーマにした研究室「ジョブスタイル&ギアリサーチ(Job Style & Gear Research)」を立ち上げます。
前会長の健全経営と、前社長の挑戦し続ける経営の両方をうまく引き継ぎ、今後も「人」を大切にする経営を目指してまいります。今後は商品開発に注力し、よりプロフェッショナルな社員の育成と、これまで培ったお取引先様との関係をさらに深化させながら、新しいアイデアで新しいことにチャレンジしてお客様にご満足いただける商品やサービスを提供させていただけるように努めてまいります。
今後とも社業発展のため、またユニフォーム業界の一端を担えるように一歩一歩進めてまいりますので、変わらぬご指導とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。