2015年9月に国連で開催されたいわゆるサスティナブルサミットで、全加盟国193カ国によって採択され、2030年をゴールに15年間で世界が達成すべきゴールが示されました。
17の大目標とそれを具体的に示した169のターゲットで構成されています。
今まで国連が掲げてきた各種の提案と決定的に違うことは、国や官公庁、企業が、その本業を通じて目標達成することを謳っていることで、これは事業そのもの、商品やサービスそのものをSDGs的に最適化するよう促している点です。
今まで企業が行なってきた社会貢献活動(文化活動やメセナ、環境保護活動など)は、企業が本業で設けた利益の一部を還元する物でしたから、その点が今までと大きく異なります。何をするにも人の働きは欠かせず、人が働くためにはユニフォーム(仕事服)が不可欠です。
ユニフォームの機能や耐久性が優れていることはもちろん、快適性や安全性、ひいては仕事へのプライドや所属組織への愛着と言った心理的な面、さらには生産や流通、廃棄に至る商品のカーボンフットプリントまでも考えてできるだけ、SDGsに沿うものでありたいと考えています。
SDGs 日本の取り組み
日本のSDGs推進本部:
政府内に設置、本部長:総理大臣 副本部長:外務大臣委員:各国務大臣
アクションプラン:
8つの優先課題に対し具体的施策(アクションプラン)を明示
ユニフォームのアクションプラン:
感染症対策、健康、ジェンダー、平等、防災など
SDGsアクションプラン2023
People人間:多様性ある包摂社会の実現とウィズ・コロナの下での取組み
- あらゆる分野での女性の活躍を推進
- 子供の貧困対策や教育推進など人への投資
- 外国人との共生社会実現に向けた環境整備
- 公衆衛生危機への予防・備え・対応強化
Prosperity繁栄:成長と分配の好循環
- デジタル田園都市国家構想の実現で地方都市活性化
- 日本企業と海外スタートアップのオープンイノベーション実現
- 地方公共団体連携による脱炭素化やデジタル化支援で地方のSDGs加速
- 熊本水イニシアティブに基づく質の高いインフラ整備の取り組み
Planet地球:地球の未来への貢献
- GX推進のためのロードマップ検討加速化
- 脱炭素先行地域を少なくとも100か所創出
- 食品ロス量を2030年までに489万トンまで削減
Peace平和:普遍的価値の遵守
- アフリカのSDGs取り組みモニタリングやフォローアップ
- 子どもにたいする暴力撤廃支援とグローバルな取り組み参画
- 国際取引円滑化や外国人を含むすべての人の司法アクセス確保
Partnership:絆の力を伸び起こす
- 国内外のあらゆる関係者との連携を促進強化
- ODA開発協力大綱の改定
- 国連ハイレベル政治フォーラムや日本―メコンSDGsフォーラム等への貢献
過去のSDGsアクションプラン
- SDGsアクションプラン2022 「全ての人が生きがいを感じられる新しい社会へ」
- SDGsアクションプラン2021 「コロナ禍からの「よりよい復興」と新たな時代への社会変革」
- SDGsアクションプラン2020 「2030年の目標達成に向けた「行動の10年」の始まり」
- SDGsアクションプラン2019 「2019年に日本の「SDGsモデル」の発信を目指して」
- SDGsアクションプラン2018 「2019年に日本の「SDGsモデル」の発信を目指して」